8ヶ月で決めた退職──迷いと決断
私は通所施設(障害者)で支援員として働いています。しかし、さまざまな事情から約8ヶ月という早さで退職を決めました。
会社からは「事務手続きの都合で12月末まで働いてほしい」と言われていましたが、失業保険の手続きや生活のことを考えると、どうしても早めの退職が必要でした。
何度も話し合いを重ねて、ようやく「12月15日退職」で了承を得たときは、本当にホッとしました。
退職の理由と、前もって動いた“保険”
「1年も働いていないのに、なぜ失業保険?」そう思われるかもしれません。実は、現職のストレスで体調を崩して月1で通院している状況でした。症状が悪化したため、医師から診断書を書いてもらい、それを基に退職の話を進めていたのです。
ハローワークにも事前相談し、「症状悪化なら特定理由離職者になる可能性がある」「働けない期間は傷病手当を受けながら治療を続けられる」と説明を受けていました。
もちろん失業保険等の補償があるのは100%ではありません。しかし、退職前にできる限りの情報収集は徹底しました。さらに、職業訓練校の担任だった先生も私の体調を理解してくれていて、たくさん助言をもらいました。
これからは、無理をせず、自分の強みを活かせる働き方をしたい。そう強く思うようになりました。
見つからない求人。そして、ずっと諦めていた夢
何度求人を探しても、これだと思うものが見つからない日々。
実は数年前から「ポップライター」という仕事にずっと興味がありました。でも、どこを探しても求人は出てこない。「もう諦めるしかないのかな…」そう思っていたちょうどその日、会社全体に退職を伝える日でもありました。
もう後戻りできない──そんな気持ちでいた私のもとに、ふと、画面の隅に“その求人”が現れたのです。急募。それは“ドンキホーテさんのポップライター”でした!
地方で既存店ばかりの中、ポップライターの募集は極めて珍しい。倍率も高く、面接に加えて制限時間つきの実技試験もある。私が住んでいるのは、ほぼ森に囲まれた地方の田舎。
ドンキホーテさんは離れたところに数店舗しかなく、新店舗のオープン時に募集が出ることはありましたが、すぐに埋まってしまうほど人気でした。実際、私が学生だった頃、新店舗のオープン時に募集がありましたが、その求人はあっという間になくなったのです。それ以来、同じような募集を見たことはありません。
地方に住む私にとって、この仕事に出会えるチャンスは非常に珍しいと感じ、求人を見た時は驚きました。このタイミングで?まさに“一点物”の求人でした!!
諦めきれず、思い切って応募
見つけたのは11月上旬。まだ退職日さえ確定していなかった時期。「12月末退職になるなら、働くのは1月から。急募の求人に間に合わないよね…」そう思いながらも、どうしても諦められませんでした。
11月末、思い切って面接希望を送りました。
準備は“実力勝負” ただし情報収集は全力で
本当なら練習したかったのですが、今の実力が通用するのか試したくて、あえて練習しませんでした。
その代わり、ポスカの使い方、描き方の効率、ポップの作り方、試験内容…“情報収集だけは徹底”しました。そして何より力を入れたのは履歴書。普段はPCで作ったものを送っていますが、今回は「文字を描く」仕事。手書きにこだわり、自己PRも志望動機もぎりぎりまで推敲しました。
面接想定質問も、毎晩ひとりで練習しました。
面接当日──ハプニングあり。間に合うかな…
当日は祝日。早めに家を出たのに、店舗前が混み合って駐車できず、緊張が一気に跳ね上がりました。
なんとかたどり着くと、担当者が丁寧に案内してくれました。面接は太陽のように明るい店長さん。履歴書を丁寧に見てくださり、質問も和やかでした。
「どんなポップライターになりたいですか?」そう聞かれ、私は正直な気持ちを伝えました。
「ドンキ文字を正確に描けること、キャラクターを自由に表現して描けること。お客さんがワクワクするポップを作れるライターを目指したいです」
すると店長さんから、お客様目線の、とても温かい言葉をいただきました。(ここでは割愛しますが、本当に胸にしみました。)
もし採用されたら、この言葉を宝物にしよう。そう心から思いました。
緊張の実技試験──小さなミスと悔しさ
「いよいよ試験だね、落ち着いて頑張ってね」店長の声と、事務所からの声援に背中を押され、個室へ。
時間制限つきのポップ制作。前職の経験があったため自信はありましたが、手が震えるほどの緊張。なんとか仕上げたものの、文字のわずかなズレ、ポスカのインクが手について紙に少し付着、これがどうしても気になりました。正直、悔しかったです。
終了後──ただ、祈るしかない時間
最後の感想記入も、ありのまま正直に書きました。担当者からは「採用なら連絡します。なければ今回はごめんなさい」とだけ伝えられ、帰路へ。
家につくと手が痛くて、改めて本気で挑んだことを実感しました。「これでダメなら仕方ない。できることは全部やった。」そう思いながら、結果を待ちました。
結果は…?(※ここ、ドキドキ部分です)
ネットでは「当日か翌日に連絡が来る」と書かれていました。
当日来ない。翌日も来ない。
不安が膨らむ2日目の夜。私はもう半分諦めていました……
そして、ついに…
連絡がきました。──合格でした👏✨
思わずスマホを落としそうになったほど、信じられませんでした。
ずっと諦めていた夢に、手が届いた瞬間でした。
ここからは、私が実際にドンキホーテさんの面接で聞かれた質問です
これから応募する方の参考になれば幸いです☺️
● 志望動機
なぜポップライターになりたいのか、きっかけや思いを聞かれました。
● 自己PR
自分の強みや、人柄が伝わる内容を求められます。
● 学歴について
私は学歴が少し複雑だったため、丁寧に確認されました。
● 現在・これまでの仕事内容
支援員としての業務、過去の仕事のことなど、職務経験の全体像を聞かれました。
● ポップライター経験の有無
過去にポップを書いたことがあるか、そのときの内容も聞かれました。
● 仕事内容の理解
ドンキのポップライターは、「ポップを書く」だけの仕事ではありません。事務作業、電話対応、売り場の掃除など、幅広く担当します。その点を理解しているかどうかも確認されました。
● 勤務日程・希望シフト
働ける曜日、時間帯、どの程度柔軟に動けるかなど。
● 土日祝・大型連休の勤務の可否
シフトに入れるかどうかは重要なポイントのようでした。
● コミュニケーションに苦手意識はないか
担当者やスタッフ、売り場の方など、様々な人と連携しながら進める仕事のため、「人と話すことに抵抗がないか」も確認されました。
最後に…
退職前に、お仕事が無事に見つかりほっとしているのと同時に、仕事形態の変化、人間関係、仕事内容に不安があります。
しかし、チャンスを形にすることができた以上、これからポップライターとして、頑張っていきたいと思います。
これからドンキホーテさんのポップライターを目指される方、これから面接予定の方への参考に少しでもなれたらなと思います。
面接質問ポイントと実技試験の工夫まとめ
- 面接質問ポイント
- 志望動機:なぜポップライターになりたいか
- 自己PR:自分の強みや人柄を伝える
- 学歴・経歴:丁寧に確認される
- 職務経験:現在・過去の仕事内容
- ポップライター経験:過去のポップ制作経験の有無
- 仕事内容理解:ポップ制作以外の業務も認識しているか
- 勤務日程・シフト:柔軟性や土日祝勤務の可否
- コミュニケーション:人と話すことへの抵抗がないか
- 実技試験での工夫
- 見本をじっくり観察し、文字の形や色、太さを把握
- 描く文字を心の中でゆっくり唱え、配置をイメージ
- まず細いポスカで全ての文字を書き“骨組み”を作る
- 細い線をガイドに太さを少しずつつけてバランスを整える
- 観察 → 下書き → 太さ調整 → 色付けの流れでスピード重視
