˗ˋ Tau log ˊ˗

静かな私の小さな挑戦

大切な仲間との別れが教えてくれたこと──これからの私の生き方

 

職業訓練校で共に学び、作品作りをしてきた大切な仲間が亡くなりました。

正直、このことをブログに綴るか悩みましたが、彼女との出会いと別れから得たことがたくさんあったので、静かに、想いを綴ろうと思います。

彼女の才能と努力

彼女は、誰よりも努力家で、たくさんデザイン系の本を買っていて、誰よりもたくさん作品を作ってきた人でした。そのデザイン力は本当に素晴らしくて、彼女のセンスに影響を受けた人はおそらく全員です。先生も彼女の才能を認めていて、卒業後はそのままインストラクターになりました。いきなり担任に就任したりと、メキメキと実力を伸ばしていました。

抱えていた病気

ただ、時々訓練中でも体調を壊して入院することもありました。私たちは、彼女がどんな病気か知りませんでした。仕事でストレスがかかったと彼女から聞いていたので、私はてっきり精神のほうかなと感じていました。精神科ナースを経験していたので、「何か困ったことがあったらいつでも相談に乗るね」と彼女に伝えていました。

でも本当は、希少ガンを数年前から抱えていて、それを周りに言わずに勉強もし続けていたのです。

彼女の人柄

わからないことがあったら一緒になって調べてくれ、できないことがあればすぐ彼女に頼る。彼女なら必ず作品を仕上げてきてくれる。期待以上の素晴らしいものをたくさんたくさん持ってきてくれる、頼りになるお姉さん的存在でした。また、訓練校の中で唯一県外から通っていたのにも関わらず、遅刻もなく、必ず遊びに誘うと誰よりも先についている、そんな素敵な人柄です。

誰にも心配かけたくない人なんです。いつも大笑いしてくれる明るいムードメーカーです。

訃報を受けた日

亡くなった知らせは、私が送迎中、急に訪れました。送迎中、幾度も震えるスマホ。利用者を送迎後、路肩に停め、内容を確認しました。

一瞬、時間が止まったことを覚えています。何度も何度も内容を確認し、信じられないと思いながら送迎車を走らせました。

国道を走っている最中、涙が止まらず。「信じられない」と何度も言いました。

仕事後、自分の車に乗って大声で泣いていました。なかなか車を動かせず、ただどうしたらいいんだろうと思い、訓練校の仲間にラインをしました。

周りも先生経由で情報を知っており、固まっている様子でした。

最後のお別れ

今でも、彼女のことが忘れられないです。

大切な人を神様が奪ったと思って、財布にあったお守りを投げつけました。

とりあえず会いたいと思い、県外に式場はありましたが、仲間と合流してみんなで地図を確認し合いながら向かいました。県外で仕事をしていた仲間も新幹線で駆けつけ、久しぶりにみんなが揃いました。

先生に案内され会場に入ると、微笑む彼女の写真があり、横には見慣れた名前が記されていて、そのとき実感が湧きました。

やっと出会えた仲間なのに。悔しくて、辛くて、寂しくて、悲しくて。通夜の最後、顔を見たとき、声を出してみんなで泣きました。

最後まで可愛かったです。本当に、最後まで、彼女らしくて、落ち着いたらみんなで話しかけました。

葬式にも参列させていただき、最後までお見送りしました。

私たちは、月に一度集まり、お茶パーティを楽しみます。「ぜひこれからも来てね、ずっと仲間だよ」と伝えてきました。

彼女から受け取ったもの

彼女のことを通して、死について考えさせられました。彼女は、亡くなる数日前も、パソコンを前に、仕事をしていたそうです。彼女は人生を好きなことに注ぎ、頑張り続けた人で、強さを感じました。

私は、もう遠回りはせず、欲張らず、自分が決めた道をきちんと進むことにしました。人生は思ったほど長くないかもしれない。社会に出れば、学歴や職歴で人から色んな意見を言われるかもしれない。やりたいこと、すきなことはいくらあってもいい。大切なのは、後悔をしないこと。行きたいところ、食べたいもの、やりたいこと、とことん今やらないとダメだと気付かされました。好きなことがたとえパートであっても胸を張って、仕事に熱中していきたい。熱中できる仕事を必ず見つけよう、そう、決意しました。

🌱これからの私

私は12月で正社員を辞めます。そして、無理なく働けるパートを選択します。彼女との最後のラインで、「仕事を辞めた方がいいよ」と言われていました。いじめられていることやストレスで持病が悪化したことを、彼女が病室で心配してくれていたのです。それを想像するだけで、本当に彼女に伝えたかったです。

仕事をやっと辞められること。そして、絵を描く仕事を続けていくことを。

あとがき

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。彼女への感謝と、これからを生きる自分への決意の記録として残しました。